… 空の向こう …

― どうする人生後半.. つれづれなる思い ―

好きなふうに。。

先日、とある音楽番組をつらつら観ていて なんだかとても幸せな気持ちになった。

あ~、そうだよね。。好きな音楽をどんどん聴けばいいんだなぁ~ と...。

 

何年か前から、Spotify や SoundColud など 音楽配信サービスで 好きな曲を聴くように

なって、自分好み用にリストを作ってくれることに驚きと嬉しさがあった。

そこで自分の知らないアーティストや曲を知ることになり、最初はへぇ~と

面白がっていたのだが、最近は それが何だか鬱陶しく感じてきて、新しいリストを

選ばなくなった。

レコメンドされているのが、「私、そんなの好きじゃないし、、むしろちょっと

聴きたくない、、」とか。

または、逆に、似たようなものばかりで飽きる、というか...。

そういうのを繰り返していると、本当に今、自分が聴きたい音楽を 曲を 聴けなく

なってきた気がしたのだ。

 

というのは、きっと、建前で...笑(長い建前)

 

実は、職場で、年下の子たちと唯一盛り上がれるのが、音楽の話。

私は、アニメはジブリ新海誠監督作品ぐらいだし、あまり興味がない。

漫画も、昔(島課長が 課長だった頃(^^; )は読んだけど、ワンピースやら

バスケ本やら、今流行っているのは読んでいない。

そんなわけで、雑談をするのに、その手の文化にはついていけないのだが、

音楽に関しては今も少し聴いているので、若者とでも話ができたり、知らない事を

教えて貰うのも楽しいのだ。

そういえば昔、音楽業界に入りたくて、憧れの某レコード会社のある市ヶ谷に

通ったな。。(今は名前も本社も変わってしまった...淋しい...)

 

そういう下心的な気持ちがあって^^; 、曲を選択する目線が、話をしたさに、

「これ、あの人も知ってるかな?話題になるかな?」という方向にいくように

なったのかもしれない。

もちろん、自分の好きなアーティストの曲は聴くけど、随分大御所になっているため、

若者たちは知らないし興味がない事を知っているので話題にしない。

なので、新しい曲を見つけるのに、選ぶ見方が少しずれていたのかもしれない...。

 

そんな中、冒頭の音楽番組のMCの人(私より年上)が、自由に音楽を選んで

聴いて楽しんでいる様を見た。

とても自由だった! とても楽しそうだった...!

彼も新しい音楽を、配信サービスで作ってくれたリストから知ることも多い、と

言っていた。

他の人が知らない曲でも、知らないからこそ、自分の好きを突き詰めて、

自分が楽しめる。。。

 

こんなシンプルな気持ちを忘れていたなーと。。

 

何の遠慮もなく、好きなふうに 自由に 聴いて楽しみたい ♪ と思った。。

 

ありがとう!番組さん!!